閲覧ありがとうございます。メンタル不調で休職中のアラサー激務会社員です。
通院先のクリニックで勧められ、先日「心理検査」を受けてきました。受ける前は「医療機関で受ける心理検査って、SNSの性格診断と何が違うの?」「私って発達障害なの?」「費用は高いの?」と不安や疑問がいっぱいでした。
この記事では、実際に私が体験して分かった費用・目的・検査の内容、そして「意外だった結果の伝えられ方」について等身大の記録をシェアします。同じように検査を検討している方の参考、また受けてきたけど意外だったという方の安心や共感に繋がれば幸いです。
※この記事は個人の体験談です。専門的なアドバイスではないため、詳細は主治医や医療機関にご確認ください。
気になる費用は?「保険適用」で受けられる?
「はい」と答えたものの、頭の中は「費用」の心配
実は先生から「心理検査を受けてみない?」と言われた時、興味があったのでその場で「はい、受けます」と答えてしまいました。
でも、診察室を出たあと、ドキドキしてきました。 (え、心理検査っていくらするの……? もしかして何万円もかかったりする……!?)
休職中で無給の身でしたから。結局、そのあとのお会計で勇気を出して受付の方に聞きました。「あの、さっき受けると言った心理検査、保険はききますか? いくらくらいかかりますか?」と。
結果、優しく丁寧に教えてもらえて、心の底からホッとしました。
(余談ですが、診察中に先生に自分の気持ちを正直に伝えられるようになるまで、実は結構時間がかかったんです。この「先生とのコミュニケーション」についても、別の記事でまとめています。)
気になる費用はこんな感じ
ネットで調べたところの結果と、私の場合を以下にまとめます。
| 項目 | 内容・費用の目安 |
| 区分(自費or保険適用) | 検査の種類や内容、医療機関によって異なる |
| 保険適用の場合(3割負担) | 数千円程度(1,000円台〜) |
| 自費の場合(全額負担) | 検査によっては 1万〜6万円以上になることも |
| 予約料 | クリニックにより別途 3,000円〜5,000円程度かかる場合も |
私の場合:合計 約5,000円 (内訳:保険適用の検査料 約2,000円 + 予約料 3,000円)
心理検査は1時間以上かかることもあり、しっかりと時間の枠を確保するため、別途「予約料」を設定しているクリニックも少なくないようです。
教訓:費用含め、気になることは遠慮なく受診機関に事前に確認しましょう!
心理検査って何のためにするの?
心理検査を一言でいうと、「目に見えない心のクセや特徴を、数値や形にして見える化する健康診断」のようなものです。
私は最初「発達障害の有無を調べるもの?」と構えてしまいましたが、目的はそれだけではありません。
心理検査でわかること
心理検査は大きく分けて、以下の3つの側面を確認することが多いようです。
- 知的側面(IQなど): 得意なこと(視覚情報の処理など)と苦手なこと(耳で聞いた情報の保持など)のバランス。
- 性格・傾向: 物事の捉え方のクセ、ストレスへの耐性、感情のコントロールのしやすさ。
- 発達の特性: 生まれ持った脳の働きによる、コミュニケーションや集中力の傾向。
行う目的(なぜ受けるのか?)
私が先生に言われたことですが、心理検査の結果は必ずしも誰かに説明する必要はなく、一番の目的はその後の生活を送りやすくする、人生に活かすもの、という認識です。
- 自分に合った対策を知る: 「完璧主義で自分を責めやすい」などの傾向を知り、生活に活かす。
- 周囲の理解を得る: 家族や職場に自分の特性を客観的なデータとして伝えることで、サポートを受けやすくなる。
- 適切な治療方針を決める: 医師が「カウンセリングが向いているか」「お薬が効きやすいタイプか」などを判断する材料することも。
実際に受けた3つの検査(内容と感想)
検査の先入観をなくすため、詳細は知らされずにスタートしました。心理士さんと一対一、計2回の通院で3種類の検査を行いました。
① SCT(文章完成法)
書きかけの文章に続きを書いて完成させるテスト。宿題として自宅でやりました。
- 感想: 量が多くて2日がかり(計6時間!)。手が痛くなりましたが、自分の内面を書き出す良い機会に。
② バウムテスト(樹木画テスト)
紙に「一本の木」を描くテスト。
- 感想: 「え、これで何がわかるの?」と不思議でしたが、描くプロセスにも意味があるようです。
③ ロールシャッハ・テスト
インクの染みが何に見えるかを答える、有名なテスト。
- 感想: 1時間ほどかかりました。「心の闇が見えたらどうしよう……」と、ちょっと緊張(笑)。
【衝撃】「検査結果=レポート」ではなかった!
ここが今回の体験で、個人的に一番の衝撃でした。 私はてっきり、血液検査のように「数値やグラフが並んだレポート」がもらえるものだと思い込んでいたのですが、実際は少し違いました。
雑談だと思っていたら、それが「結果」だった
心理士さんとアイスブレイクの雑談をして、「さあ、そろそろ結果かな?」と思っていたら、「では、本日はこれで……」と終了の流れに。
「え!?さっきまでの会話、すべて結果のフィードバックだったのか!!」と、内心かなり焦りました(笑)。
今振り返れば、その会話の中で「あなたは〇〇なところがありそうですね」「これまで〇〇でしたね」と言われたことこそが結果でした。
それは、私が心に抱えていたけれど周りには気づいてもらえなかった「私」。あまりにドンピシャで、思わず涙が溢れました。
勇気を出して「まとめ」を聞いてみた
とはいえ、形として理解したかった私は、思い切って聞いてみました。 「あの……紙で結果証のようなものがもらえると思っていたので、今回の話をまとめると私の性格ってどのような感じでしょうか?」
そんな私に、心理士さんは改めて内容を要約して伝えてくれました。 「結果らしい結果を求めるところ(白黒つけたい性格)も、あなたらしさですね」と笑い合えたのも含め、あの時、勇気を出して聞いて本当によかったです。
心理検査の結果というのは、すぐに自分の中にストンと落ちてくるものではなかったです。ですが、多少の時間の経過とともに、じわじわと自分の中に馴染んでくるように思います。
結果の形はクリニックによる
クリニックの方針により、口頭のみの場合や、別途料金で書類作成が可能な場合など、対応は様々なようです。形に残るものが欲しい方は、事前に確認してみるのが一番安心だと思います。
- 口頭のみ: 数値に囚われすぎないよう、あえて書面を渡さない方針。
- 簡易シート: グラフなどの特徴をまとめた1枚。
- 詳細な報告書: 数千円の作成料で、紹介状や提出用に作成(希望制が多い)。
心理検査を受けてみて思うこと
私は昔から、ネットの無料診断をやっては「解答にアルゴリズムを組み合わせただけの文章でしょ」と冷めてしまう一方で、つい気になって何度もやってしまう……そんな矛盾を抱えていました。
かといって、SNSで見かける何万〜何十万円もする怪しい自己理解サービスには、怖くて踏み出せません。
「医療」としての心理検査を知って
勧められるまで、医療機関で、国家資格を持つ心理士さんに診てもらえる「心理検査」の存在を知りませんでした。 「心理検査って医療的に受けられるんだ!」というのは、まさに目から鱗の発見でした。
なぜそこまでわかるのか不思議なほど、個人を解き明かされる感覚。
フィードバックは30分程度のお話でしたが、自分の深層心理について悩んだときは、この先生に「カウンセリング」を頼めばいいんだ、という心のよりどころができたことも、大きな収穫です。
今回の私の体験が、一歩踏み出そうとしている方の参考に、心理検査を受けたけどフィードバックに驚かれた方の安心や共感に繋がれば嬉しいです。


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